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日本家族看護学会第32回学術集会に弊社CCO・木場が登壇

2025年9月、北海道で開催された日本家族看護学会第 32 回学術集会シンポジウム「ビジネスケアラーを支えるには」に弊社CCO(チーフ・ケアラー・オフィサー)の木場猛が登壇いたしました。

日本家族看護学会とは

日本家族看護学会は、家族を対象とした看護の研究・教育・実践を推進する学会で、医療・介護・福祉分野の専門家が多数参加しています。

第32回学術集会のテーマは「家族介護はえんむすび」。
家族の中だけで発達上・健康上の課題が解決されるには限界があるとしたうえで、家族の発達と健康を支える看護の探求と、家族内にとどまらない様々な“えん”を創る看護のあり方を議論する機会として設定されました。

シンポジウム「ビジネスケアラーを支えるには」

複数実施された企画プログラムのひとつとして開かれたのが、ビジネスケアラー支援をテーマとしたシンポジウムです。

働きながら介護を担う、いわゆる「ビジネスケアラー」が、キャリアを中断することなく介護を続けていくための支援について、当事者、ケア提供者である看護師、国(経済産業省)というそれぞれの立場から意見を交換。木場はビジネスケアラー支援事業を行う企業の視点から、現状の課題と支援の実践についてお話しさせていただきました。

企業の実情をふまえた支援の必要性

チェンジウェーブグループでは、介護中の方だけでなく、これから介護を担う可能性がある「予備軍」に対しても様々な調査を行い、両立支援施策に役立てていただいています。

シンポジウムで木場がお伝えした内容の一部を以下にご紹介します。

介護に直面する働き手は、両立以前に「何から始めればよいか分からない」と悩む人が多い。特に、親の体調が気になりつつもまだ介護状態にはない、という“予備軍”は不安感が強い。企業従業員8,258人を対象とした当社の調査では、90%以上が「不安がある」と答
え、そのうち24%は「非常に強い不安がある」と答えている。

また仕事と介護を両立している方の約35%は「社内で誰にも相談しない」と回答。制度利用にはまだまだ心理的ハードルが存在している。
私たちはこうした現状課題を理解したうえで、適切なタイミングと方法で支援を届けられるよう、制度設計や環境・接点づくり、情報提供などで企業に伴走していくと共に、個人に対する情報提供も進めている。

木場が今回の講演で用いたデータは、当社が提供する「仕事と介護の両立支援eラーニングツール・LCAT(エルキャット)」で得た約4万人の回答をもとにしています。

表に出てきにくい両立支援の課題を可視化し、実態を把握することの重要性や、実効性を高める取り組みのポイントについては、以下の記事でご紹介しています。
ご関心持っていただけましたらぜひご覧ください。

【参考記事】
見えない介護リスク、9割の企業が「把握していない」現実
仕事と介護の両立支援:間違えてはいけないポイント 施策立案と実態把握

【お問い合わせ】
問い合わせフォーム:https://changewave-g.com/contact/
TEL:03-6455-5855

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